
育児には色々と費用がかさみ、家計を助けるために仕事を始めたいと思っている主婦も多いことでしょう。
しかし、子どもが小さいうちは正社員の仕事は難しく、パートも時間が拘束されるし、と悩んでいる主婦もいるかもしれません。
今回は、主婦におすすめの副業とその上手な稼ぎ方、副業の際の注意点についてお話しします。
子育て中の主婦におすすめの副業
人気上昇中のクラウドソーシング
今、人気上昇中のクラウドソーシングなら、自宅にいながらにしてお金を稼ぐことができます。
必要なのはパソコンとネット環境のみです。
クラウドソーシングで検索すると様々なサイトが出てくるので、自分に合ったところに登録してみましょう。
大半の場合登録料が発生することもありません。
仕事内容は、ライティングの仕事から、文章校正、さらにデータ入力の仕事などがあり、自分のスキルによって選ぶことができます。
最初の単価は低いものの、経験を積むことによって報酬を上げてくれるクライアントもいますので、常にスキルアップを心がけることが高収入につながります。
IT関係やデザインなどプロ向けの仕事もあるので、何かスキルのある主婦も得意分野を生かして活躍することが可能です。
ブログに興味があるならアフィリエイト
アフィリエイトは、自分のサイトやブログ上で広告主の商品およびサービスなどを掲載し、それを見た人が該当商品を購入した場合に、広告主から報酬がもらえるというシステムです。
ネットを使った副業の中では最も始めやすいものだといわれています。
初期費用はゼロですし、ブログをやっている主婦ならそこにアフィリエイト広告を掲載するのみなので手間もかかりません。
ただ上手に集客しないと、購入客がゼロの場合は収入にはつながらないので要注意です。
自分が載せたアフィリエイト広告をできるだけたくさんの人に見てもらうには、まず自分のブログやサイトへのアクセス数を増やすことが第一条件になってきます。
なので、ある程度の収入を得るまでに半年ぐらいはみた方がよいようです。
小銭稼ぎ程度ならポイントサイト
ちょっとしたお小遣い稼ぎ程度なら、ポイントサイトがおすすめです。
ポイントサイトは、色々な方法でポイントをため、それを換金できるシステム。300~500円程度からの換金が可能なので、気軽にお小遣いを手に入れることができます。
ポイントの貯め方としては
- サイトを通して買い物をし、ポイントを貯める。
- ゲームでポイントを貯める。
- アンケートに答えてポイントをもらう。
など、サイトによってポイント獲得方法は様々です。
自分に合ったサイトを見つけて始めてみましょう。パソコンがなくとも、スマートフォンだけでできるので、気軽に稼ぐことができます。
大体、週に2時間働いて、月に2,000円ほどのお小遣いになるようです。
副業を成功させるためのポイント
楽しさや興味のある仕事をする
副業をするといっても、何を基準にどの仕事を選んだらよいのか悩んでしまう主婦もいることでしょう。
給与や拘束時間など普通の仕事を選択するときよりも、自分が楽しいと思えるか、興味があるかに選択基準を置いてみることをおすすめします。
育児や家事の忙しい合間にするのですから、主婦自身が興味の持てる仕事でないと長続きさせるのは難しいでしょう。
副業なので、ここは思い切って自分の志向に重点を置いて選んでみてもよいでしょう。
例えばライターの仕事なら、ファッションや育児など、自分の好きなもしくは得意なテーマに絞って仕事をすれば作業をしながら気分転換にもなり、一石二鳥です。
自分が長く続けられる分野の仕事を見つけ「やりがい」に重点を置いてみることがポイントです。
月にいくら稼ぐなど目標を決める
自分の好きな分野の仕事を見つけたら、次はモチベーションアップのために自分の中で目標金額を設定しましょう。
その際「今度の夏までに〇〇万円貯めてハワイに行く」など、目標を明確にし、さらにそれに具体的な数字を設定することで、働きがいも生まれます。
さらには、長いスパンでみた目標を設定してみることもおすすめします。
例えば「子どもを私立の中学校に入れるための資金500万円を貯めたい」など、少し長い目でみた目標があると、やる気も長続きし、飽きたからといって副業をやめる可能性が少なくなります。
自分がそのお金で何をしたいのか、何に使いたいのかを改めて自分に問いかけやる気を継続させることが、副業で一定収入を得るためのカギのひとつです。
キャリアアップを意識し副業をする
副業で、キャリアアップを目指すことも可能です。
主婦友の1人は育児の空き時間にピアスやブレスレットを作り、周りの友人に頼まれ販売したところ、人気に火が付き、セレクトショップに商品を置くまでになりました。
その後、改めてアクセサリー制作の勉強をし、今ではアクセサリーデザイナーとして活躍しています。
また他の主婦友の場合、本業は翻訳業ですが、仕事の合間にWEBライターとして記事を書いていたら、翻訳の際の文章構成のスキルが上がり、ますます文章能力に磨きがかかったというケースもあります。
このように、ちょっとした副業が「本業」になったり、本業によい影響を及ぼしたりすることも。
キャリアアップを意識して副業を選んでみるとメリットも大きいでしょう。
主婦が副業をする場合に気をつけること
家事との両立ができる仕事であるか?
家事や育児をしながらの副業なので、副業のせいで家事や育児に影響が出ては本末転倒です。
うまく両立できる仕事を吟味するようにしましょう。
【収入重視の場合】
飲食業が中心となるでしょう。
常に求人をしており、4~8時間程度と時間にも融通が利きやすく、うまく調整すれば家事ができないほどではありません。
家事との両立を考えると、ランチタイムの求人がよいでしょう。
夜アルコールを出すようなお店の方が時給は高くなるので、家族と時間調整できるなら、日中家事に集中し、夜のシフトでお店に立つなどの方が収入アップを狙えます。
【自宅勤務希望の場合】
内職やクラウドソーシングのような仕事なら、自宅勤務なので通勤時間もかからず、手の空いた時間にいつでも作業を始めることができます。
例えば洗濯機を回している間に、少しずつ作業を進めるなど家事の合間に進めることも可能です。
子どもが寝た後にも仕事をすることができ便利です。
【土日に働ける場合】
土日に旦那さんや他の家族に子どもを見てもらえる場合は、平日は家事に専念し、土日限定で仕事をするのもよいでしょう。
扶養控除の対象から外れない収入範囲で
副業をしたいけれど、扶養控除の対象外になってしまうのでは?と不安を感じる主婦も多いことでしょう。
確かに、副業であっても、年収103万円を超えると扶養控除の対象外になってしまいます。
さらに2018年より法改正され、2017年までは旦那さんの収入金額に関わらず配偶者控除が受けられたのですが、改正後は旦那さんの収入により控除金額が変わってくるので要注意です。
旦那さんの年収が1220万円を超えた時点で控除がなくなってしまうので一度計算してみることをおすすめします。
社会保険の加入義務も、2018年現在は年収106万円からとなっているので、加入したくない場合は年収が106万円を超えないよう注意が必要です。
また、下記の場合も社会保険の加入が義務付けられています。
- 週につき労働時間20時間以上
- 月88,000円以上の収入
- 雇用期間が1年以上
- 会社の規模が従業員501名以上
副業をする際は、事前にきちんと計算し、扶養控除や社会保障について旦那さんと一緒にじっくり検討しながら、収入と労働時間を決めるようにすることが大切です。
まとめ
今回は主婦におすすめの副業についての記事でしたが、いかがでしたか?どんな仕事を始める時も、最初の一歩は少し勇気がいるものです。
すでにお話したように、最近は昔ながらの内職以外にもクラウドソーシングなどスマホひとつでもお小遣いを稼ぐことが可能です。
主婦の興味やライフスタイルに合った仕事を見つけ、家事や育児と両立しながら長く続けられるとよいですね。
旦那さんやほかの家族にも相談して、ご自身の負担にならない範囲で副業をすることが大切です。