【ノアの鏡】ミラトレのリスクを把握して確実にトレードする方法

【ノアの鏡】ミラトレのリスクを把握して確実にトレードする方法
資産運用

よくTwitterやサロンでは「ミラトレ非推奨です。」と謳うインフルエンサーやサロン講師を多く見かけます。

たしかに、ミラトレをして利益を出しても、他人に委ねていて、自分の成長にはなりません。

しかし、ノアの鏡は本当にダメなのでしょうか?

個人的にミラトレをするかしないかはトレードを行う自身が決めることであり、ミラトレをされる側であるインフルエンサーやサロン講師が言うべきことではないと思っています。

何よりも副業や稼ぎを重視して利用してる人からしたら、余計なお世話です。

今回は前に紹介したノアの鏡を例に、ミラトレについてリスクを把握しつつ確実に成果を上げる方法について紹介していきます。

ミラトレとは?

ミラトレ(ミラートレード)とは、先出しをしているトレーダーのエントリーを真似して、同じポジションを持つことです。

勝っている人と同じポジションを模範するだけで、初心者でも簡単に利益を生み出すことができるため、よく使われている手法になります。

しかし、自分の意志なくポジションを持つ者も多く、成長ができない,損切・利確タイミングが自分の判断でできない等の理由で、あまり推奨はされていないのが現実です。

ミラトレ【ノアの鏡】がダメだと思われている理由

実は、ミラトレである【ノアの鏡】は推奨されないものとされています。

簡単にいうと、下記の理由からです。

損切りポイントが不明確

良心的なトレーダーはエントリーしたポイントや損切りのポイントを書いてくれますが、多くの場合そうではありません。

エントリーした情報だけ書いて、あとは何も書かない場合がほとんどです。

そうした場合、損切りポイントは自分で決めなければならず、結局は自分の判断で取引する事になります。

このとき厄介なのは、エントリーポイントは他人の判断で行われているところ。

通常は、自分の中で根拠のあるタイミングでエントリーをするので、その通りに市場が動けばそのまま持ち続け、やはり違う動きになった場合は損切りするという判断がしやすいです。

しかし、エントリーのポイントを人の判断に委ねてしまうと、その後の市場の動きがどうなったときにどう判断するのかの根拠が曖昧となり、結果として中途半端でリスクのあるトレードになってしまいます。

トレーダの信用が微妙

ミラトレの対象となる人は、本当にトレードを行っているのでしょうか?本当に100%全てを明かしているのでしょうか?

人の真理としては当然、自分がすごい人だと思わせたい本質的な欲求があるので、マイナスとなったトレードはのせたくない、という心理が働きます。

マイナス分も含めて本当に全て公開しているか、その人は信用に足る人か、十分に見極めないとリスクを背負う事になります。

証拠金の金額は人それぞれ

全く同じトレードをしようとしても、そのトレードのスタイルは当然用意している証拠金の額でも異なってきます。

例えば、同じ10万円の取引をしても、100万円の証拠金があるAさんと、1000万円の証拠金があるBさんとは、そのトレードのスタイルは異なります。

Bさんは、資金的な余裕があるので、多少のリスクがあっても、チャレンジする事も可能です。

しかしながらAさんは、証拠金が少ないので慎重にならざるを得ないでしょう。

このように、投資スタイルは持っている証拠金にも大きく依存するので、トレードの中身だけ見るのはとてもリスクが高いです。

リスクを承知でノアの鏡をするコツ

上記のようなリスクがありますが、ノアの鏡はちゃんとうまく付き合えば、十分に収益をあげられる投資スタイルです!

下記点を守りましょう。

損切りポイントまで公開しているトレーダに絞る

先ほど言った通り、エントリーポイントだけではダメで、重要なのは損切りポイントです。

過去のトレード履歴や発言から、損切りポイントまで含めてレポートしているのか確認しておきましょう。

証拠金に十分に見合った額のトレードを行う

本質的にはこれが最も重要です。

十分な証拠金を揃え、気持ち的にも安心できる範囲でトレードを行いましょう。

焦ったり自己資金が減ってくると冷静でいられなくなるのが人の心理なので、勝率を上げるためには余剰資金を持つ、というのが最も勝率を上げる近道かもしれません。

まとめ

今回は敬遠されがちなノアの鏡について、リスクを把握しつつ確実に成果を上げる方法について紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

ノアの鏡で大事な事を押さえておけば、ノアの鏡も1つのトレード手法として十分に使えると考えています。

今回説明した情報を参考に、楽しく確実なノアの鏡をしてみてみましょう。

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